妻の実家に暮らす旦那が感じるストレス7選【離婚の原因|義両親との同居は辛い!】

筆者は結婚歴11年目の2021年に離婚しました。
詳しいことはプロフィールに書きましたのでよければこちらから。元妻が計6年以上も同居に応じてくれない、たった一言で片付けられるのが僕の結婚生活です。
日曜日の夕方にお馴染みのアニメ「サザエさん」。サザエの実家に暮らすマスオさんのように、妻の実家に暮らす夫を「マスオさん」なんて呼んだりします。
私は周りから「マスオさん」と呼ばれていた側です。そんな私のマスオさん生活は2年が限界でした。
義実家暮らしを望む妻と望まない私。たいてい女性の意見に従うのが世の常というものです。
そんなマスオさん生活はというと、
- 子育ては義両親ありき
- どっか出掛けるときも義両親
- 子どもの誕生日やイベントごとも義両親
こんなんじゃ胸を張って父親だなんて言えたもんじゃありません。
ウチの大黒柱は自分じゃなくてもはや義父。
怒り・哀れみ・やるせなさが義実家暮らしをする男性の心にあるものです。
離婚した今でも思い返せば辛かった、2年間の義実家での同居生活。
あまりに嫌すぎて義実家に帰りたくない気持ちになるもので、私の日々の生活はこんな感じでした。
- 残業と偽りパチンコ
- 休日でも仕事と偽りパチンコ
- お金がない日は部屋に引きこもり
当然こんな日々は長く続かず、マスオさん生活→別居生活→離婚という結果に至りました。
周りからはマスオさん生活が離婚するほどのことじゃないだろ、なんて言われもしましたが私だって最初から義実家暮らしが嫌だったわけではありません。
小さな不満が大きな不満になるものです。
これは実際にマスオさん生活を経験しないと分からない部分です。なので2年間のマスオさん生活を経験した私が、義実家暮らしならではの小さな不満を7つご紹介したいと思います。
今すでに義実家暮らしをしていて不満な男性、これから義実家暮らしをする男性はぜひ最後までお付き合いください。
義実家暮らし|義両親との同居による不満7選
義実家暮らしをしていない人たちは決まってこう言います。
- 義実家暮らしなんて楽でいいじゃん?
- 義実家暮らしが離婚するほどのことかね?
- あなたのコミュニケーション能力の問題じゃないの?
分かっちゃいない、何も分かっちゃいない。
仲の良い友達はたまに会うから仲が良いものです。もし一つ屋根の下で暮らすとなれば、親友ですら憎い相手になるものですから。
義実家暮らしも同じです。
義実家暮らしをしていく中で、私が義両親との同居で不満に思うポイントを7つご紹介したいと思います。
義実家暮らし7つの不満!
- 我が家の心地よさが無い
- プライバシーが無い
- 夜の営みが激減する
- 出かける時は義両親がいつも一緒
- 義両親と生活リズムが違う
- 子育てに悪影響っぽいことをする
- 周りの人からマスオさんと呼ばれる
これら7つを深掘りしていきます。
不満①|我が家の心地よさが無い
義親(ぎしん)
生物学的な親である実親(じっしん)に対して、社会的な、家族制度上の、あるいは法律上の親のことを言う。
(Wikipediaから引用)
家族制度上、結婚すると妻の親は自分の親となるのが日本の仕組みのようです。
とはいえ実際は義理の親といっても、どこまでいっても「妻の親」というのが先行してしまうし、義両親の家はよその家と思ってしまいます。
口では「ただいま」と言うけれど、心の中では「俺んちじゃ無いし」と心の中で思ってしまうのです。
それに義両親との会話は常に敬語。「敬語じゃなくて良いのよ」なんて言われても、結婚の挨拶の時とかは当然敬語だし、それまで敬語だったのにタメ口に切り替えるなんて、すでにタイミングは失っています。
- ソファに座れず床に座り
- テレビの主導権は最下位
- イチバン風呂は義両親
義両親は「気を遣わないで」なんて言われても、やっぱり気を遣ってしまうのが大人ってもんですよね?
やっぱりどこまでいっても妻の親は妻の親、自分の親とは思えないんです。
我が家の心地よさはとうの昔に忘れてしまいました。
不満②|プライバシーが無い
マンション・一戸建て。
義実家暮らしをすると言うことは、義実家の広さはそれなりにある場合が多いのかもしれません。
もしかしたら妻が子どもの頃に使っていた部屋が、そのまま自分達が住む部屋になっているのケースもあるでしょう。
とはいえやっぱり部屋に居ても、義両親の会話はもちろん歩く音などの「生活音」・「義両親がソバに居る感」は壁越しに伝わってくるものです。
当然こちらの音も筒抜けになっています。
こっちがゲームでもしてのがバレた日には「ゲームする暇があるなら子育てしろ」なんて言われるのかと思えば何もできません。
義両親との同居に、プライバシーもへったくれもあったもんじゃありません。
不満③|夜の営みが激減する
男性側から義実家暮らしを望むことはありません。義実家暮らしを望むのはいつだって妻です。嫌がる男性が仕方なしと折れて義実家暮らしが始まります。
こっちが譲歩しているにも関わらず「両親が気になってセックスしたくない」なんて言われた日には心も体も大爆発。暴発寸前です。
セックスするときのベッドの揺れが気になるなら床に布団を敷けばいい。床に布団を敷いても気になるならば、スローリーなセックスだって自由自在。男はセックスのためならどんなことでもするもんです。
それなのに義両親の存在が気になってセックスしたくないなんて寝言は寝て言え!と言ってやりたくなりますね。
結局私は義実家暮らしの2年間で、セックスした回数は片手で数えられるくらいです。
不満④|出かける時は義両親がいつも一緒
休日は家族で水入らず!なんてのは義実家暮らしのマスオさんには程遠いもの。
なぜならお出かけは常に義両親がついてくるものですから。義両親、特に義母はこうあるものです。
私の娘の子もまた私の娘。
また、妻に姉妹がいれば更に家族水入らずの時間は無くなります。なぜならほとんどの確率で休日には義実家に姉妹家族が集まるからです。
よほど旦那の勤務地が離れていない限り、不思議なもので娘たちはナゼか実家に集まりたがるものです。
ただでさえ居心地の悪い義実家暮らしの私には、妻の姉妹が子どもたちを連れて遊びにくるのがホントに苦痛でした。
家族だけで動物園に行くのが当時の私の夢でした。
不満⑤|義両親と生活リズムが違う
義両親の年齢はたいてい60代。世間一般でいうところの、おじいちゃん・おばあちゃんと呼ばれる年齢です。
おじいちゃん、おばあちゃんは基本寝るのが早いです。21時を過ぎれば寝る時間になりやっと私が好きなテレビを観れる時間。
とはいえ義両親が寝てるとなれば、テレビの音量を抑えることはもちろんのこと、足音で起こしてしまわないように、またトイレに行くにも水を飲むにも、物音一つに敏感になってしまうもの。
- ちょっとやそっとのことじゃ起きない子ども
- ちょっとやそっとでスグに起きる義両親
落ち着かないったらありゃしない。
不満⑥|子育てに悪影響っぽいことをする
義母は任天堂スイッチの「どうぶつの森」に激ハマり。
家事が終われば「どう森」。昼ご飯を食べ終われば「どう森」。平日日曜お構いなし。何にでも興味を示す年頃である2歳の娘を前に「どう森」を存分に満喫する義母。
娘の前でもお構いなしにどう森に熱中する義母を見ていると、娘に悪影響を及ぼさないかと心配になります。
現に娘は、ヤンキー同士のメンチ切り合うくらいの距離でテレビ画面を注視しています。それでも当然、マスオさんの私は何も言えず。。。
買い物に行けば子どもがねだれば何でも買い与える義両親。ワガママ娘になりやしないか・・・不安で仕方がありません。
教育上大丈夫かな?と思うことが頻発しますが、何も言えないのがマスオさん。
不満⑦|周りからマスオさんと呼ばれる
いっちばん嫌なことが、周囲からマスオさんと呼ばれることです。
社会人にもなればいろんな人と接点が生まれ、初めましての挨拶をすることもしばしば。
私の場合、義実家は職場の隣町。毎回会話はこんな感じです。
相手→どこに住んでるんですか?
私 →○○市です。
相手→どうしてまた?職場からは少し遠いですよね?
私 →えぇ、妻の実家に暮らしてまして。
相手→マスオさんですか。それは大変そうで。
何度言われ続けてきたことか。そして同じ数だけ「サザエさん」というアニメを恨みました。
妻の実家に暮らす旦那が感じるストレス7選|まとめ
私が2年間の義実家暮らしで感じた小さな不満を7つご紹介しました。
- 我が家の心地よさが無い
- プライバシーが無い
- 夜の営みが激減する
- 出かける時は義両親がいつも一緒
- 義両親と生活リズムが違う
- 子育てに悪影響っぽいことをする
- 周りの人からマスオさんと呼ばれる
2年間の義実家暮らしを経験し私の不満は大爆発。こうして私は別居期間を経て離婚をしました。
そう思う人もいるかもしれませんが、これら小さな不満が大きな不満になるのです。
とはいえマスオさん生活を快適に暮らしている男性がいるのも事実。マスオさん生活を快適に送れる人は、
- プライバシーは不要です。
- セックスしなくて平気です。
- 子育てには関心ありません。
こんな人なら平気なんじゃないかと思います。
もし義両親との同居が苦行と感じるなら、私と同じ離婚への道を歩むことになるかもしれませんね。
今すでに義実家暮らしをしていて不満な男性、これから義実家暮らしをする男性の参考になれば幸いです。
離婚直後は絶望を感じるかもしれませんが、離婚は決して辛いものではありません。

もし現状から抜け出せなくてツライなら離婚の選択肢も悪くはないかもしれませんね。私は離婚のおかげで人生が好転したと思っています。
こちらの記事があなたの人生を好転させるキッカケになれば幸いです。
