【体験談】専業主婦と離婚する男の将来は絶望的!男の離婚は不利・不平等

筆者のプロフィール
- 2010年10月10日に結婚
- 2021年3月25日調停離婚
- 専業主婦の妻と離婚してお先真っ暗です
結婚相手に専業主婦を選ぶなら慎重に。
私は専業主婦の妻を持ち、そして専業主婦の妻と離婚しました。
専業主婦の妻と離婚をするときそれはもぉ大変でした。
- 離婚するとき、男ってこんなに不利なの?
- 働いてる夫より働いてない妻の方が優遇されてない?
- 離婚のリスクを考えたら結婚したいと思う男性が減るわけだ
離婚する男性はきっと私と同じことを思うでしょう。離婚するときの争点は「婚姻費用・財産分与・親権・養育費」。見事に全部持っていかれます。
骨の髄までしゃぶり尽くされ絞りカスしか残らないのが、専業主婦と離婚した後の男の末路です。
離婚業界では「男の離婚は不利だよ」って言われています。まさにその通りで、私も離婚を経験して痛感しました。
そこで今回は「専業主婦の妻と離婚するときに感じた不平等な真実」について、著者の経験をもとにお話ししたいと思います。奥さんが専業主婦じゃなければ、離婚した後の生活はもっと楽になっていたはずです。
これから離婚しようと思っている専業主婦を持つ男性は必見です。ぜひ最後までお付き合いください。
男の離婚は不利・不平等
男の離婚はどうしてこんなにも不利で不平等なのか、そう思った点です。
一言で言うとこんな感じです。
- 親権は取れない
- お金はメチャクチャ取られる
もう少し詳しくいうとこんな感じです。
- 離婚成立まで婚姻費用を搾取され続け
- 「母性優先の原則」のせいで親権は母親(妻)優先になり
- 離婚した後は高額な養育費を毎月払わされ続ける
母性優先の原則|父親は親権が取れない!
シングルファザーよりもシングルマザーの方が聞き馴染みがあるので、一般的に女性が親権を得ることが多いという印象がありますよね。
経済力があるのは男性でしょ?
親権を得たいと思う人が持つ子どもへの愛は、男女でそう大きく変わりません。子どもへの愛情が同じなら、次に重要なのは経済力です。経済力では一般的には男性が優位となり、親権を取れそうなイメージがありますよね。
経済力のある俺が引き取るんだー!
でも残念ながら男性が親権を得ることはほぼありません。もし母親に経済力が無くても、それを支えるのが養育費なんです。
「経済力のある夫=経済力の無い妻+養育費」となることで、お金の面でのアドバンテージが無くなります。
また、男性が親権を得ることができない最大の理由がこれです。
「母性優先の原則」
子供は母親と生活したほうが望ましいという考え方
この「母性優先の原則」によって男性が親権を得るのは難しいようです。これまでどれだけ積極的に子育てをしていても変わりません。
ちなみに男性が親権を得るのがどれくらい難しいかというと、男性が親権を得る確率は10%未満だそうです。(ネット調べ)
婚姻費用・養育費を搾取される!
日本人の年収を比較すると、
- 男性567万円
- 女性280万円
となっております。(国税庁ホームページから引用)
婚姻費用は結婚生活を維持するために必要な生活費であり、夫婦のどちらかが経済的に苦しいときは、同じ生活レベルになるように費用を請求することができるものです。
同じ生活レベル、というのがポイントですね。
夫と妻の稼ぎが7:3だとすると、別居後も同じ生活レベルを送るために夫は稼ぎの2割を妻に渡さなければいけません。
専業主婦を持つ男性の場合は相手の稼ぎがゼロですから、男性の稼ぎの半分を相手に渡さなければいけないのです。
これは養育費の額を決めるときにも同じで夫婦の年収に応じて養育費が決定します。男性の方が平均年収が高いので、自ずと婚姻費用・養育費の負担額は大きくなります。
相手が専業主婦なら・・・自分が稼げば稼ぐほど、養育費を取られてしまいます。
婚姻費用についてはこちらをチェック!
以上の2点をまとめると
- 母性優先の法則で、十中八九親権は母親になる
- 婚姻費用・養育費は、男性が払う額の負担が多くなる
お分かりの通り、男性の離婚って本当に不利ですよね。不平等ですよね。
別居・離婚理由は考慮されない
婚姻費用算定表・養育費算定表による金額は、次の3つで決まります。
- 夫婦の年収
- 子供の人数
- 子供の年齢
※夫名義で住宅ローンを組んでるならいくらか加味(減額)されるようです。
もしも男性側に落ち度があって離婚する場合は、親権が取れないのも、婚姻費用や養育費の負担額が多くなるのは仕方がないと諦めがつきます。だって自分が悪いんだから。
納得できないのは、女性側の落ち度で離婚する場合。急に愛が冷めたとか、不倫されたとか。
だからと言って婚姻費用・養育費の額が減ることはありません。情状酌量の余地は一切ないんです。
なんて理不尽な!って思いませんか?
養育費についてはコチラの記事をご覧下さい。
貧困確定|ローン持ちの男性は辛い
男性名義でローンが残っていれば辛いです。
- 住宅ローン
- マイカーローン
- 学資ローン(資格学校)
これらローンは、婚姻費用・養育費を支払った後の「残ったお金の中から払う」ことになります。
ローンがあるから費用を減らしてくれとお願いしたところで、こっちの要求は聞いてくれません。
資格学校のローンは婚姻費用・養育費に加味されない!
先ほどご紹介したように、基本的な婚姻費用や養育費の考え方として「生活レベルが平等になるように」と言うのが根本にあるようです。
ところがローンがあると、生活レベルは平等になりません。
私のケースをご紹介します。
離婚する前に資格学校に通っていた分の学資ローンが100万円以上あったのですが、婚姻費用・養育費を払った後にローンを払わなければいけません。
ローンを払ってから折半すれば平等だけど、折半してからローンを払うと明らかにこっちの生活が苦しくなります。
死活問題なので依頼した弁護士に相談しましたところ、こんな回答が返ってきました。
ローンがあると、婚姻費用の前提である「夫婦が同じ生活レベル」が崩れてしまいます。
- 家族のために購入した広いマイホーム
- 家族で出かけるために購入した大きなマイカー
これらのせいで男性側の生活が苦しくなってしまいます。
男性の単独名義のローンがあれば、貧困確定と言っても過言ではないかもしれません。
理不尽ですよね。くれぐれもご注意ください。
- 引っ越すがローン名義が残る
- ローンが残るため売れない
- 保証人を外してくれない
- 相手がローンを払うか不安
- 自宅は自分が買い取りたい
こんな悩みがある方はチェックしてみて下さい。
↓無料相談はこちらから↓
専業主婦との結婚はリスクがある!
婚姻費用・養育費を算定表に沿って決定する場合は、夫婦の年収によって金額が大きく異なります。ところが専業主婦は収入がありません。
妻の収入が無いと言うことは、夫の収入で婚姻費用・養育費の金額が決定します。
こっちが稼げば稼ぐほど、妻(元妻)に渡る金額が多くなります。
もし妻が実家に帰って家賃が発生しない状況でもそれは一切考慮されません。
両親の援助もあるし、負担は少なくなるよね。
実家で家賃がかからなくても、両親が援助してくれても、算定表の費用は絶対です。
一生懸命働いてる自分よりも、実家暮らしの専業主婦の妻の方が生活レベルが高いケースは十分にあると思います。
男性名義のローンがあれば尚更です。
一生懸命働いてるこっちの方が生活レベルが低くなることは十分あり得ます。
相手が実家暮らしなら、家賃もかからないし生活コストはずっと安くなるはずですからね。
専業主婦との離婚は、特に不平等と感じてしまいます。
男の離婚が不利である2つの理由|まとめ
今回のまとめです。
離婚することになった時点で男性は不利です。
- 父親は親権が取れない!
- でも、お金はたくさん取られる!
「母性優先の原則」子供は母親と生活したほうが望ましいという考え方によって、男性が親権を取る確率はかなり低いです。
親権は取られるし、それに伴ってお金も取られるしで、男性の離婚は不利でしかありません。
婚姻費用や養育費は算定表の金額が絶対です。
離婚理由は一切関係ありません。
どんな理由であれ養育費を支払うのは夫側がほとんどです。
もし妻に不倫され、離婚したいと言われたとしても、夫側は婚姻費用・養育費を払い続けなくてはいけません。
理不尽ですよね。
住宅ローン・マイカーローンなどの借金がある場合でも、婚姻費用や養育費を払った後の残った金額で夫側が払うことになります。
その結果、男性の方が貧乏生活を敷いられるケースもあります。
こっちがローンの返済で首が回らなくても、妻と子供の生活が優先されます。
ローンが残っている状態での離婚はとっても危険なので、どうしても離婚したい男性はなんとかお金を工面してから離婚するようにしてください。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
もし住宅ローンを組んでから離婚する方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。無料相談もありますので。
ローンを抱えたままの離婚は苦しい生活が待っています。
\ローンが残るから売れない・引っ越すけどローン名義が残る/
/離婚・住宅ローン対策センターのHPリンク\